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● JNNニュース
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朝日新聞デジタル 2012年9月9日8時7分
http://www.asahi.com/international/update/0909/TKY201209090069.html?ref=reca
「天皇訪韓」発言、真意は… 李大統領が吐露
図:李大統領の竹島上陸後の日韓関係の推移拡大李大統領の竹島上陸後の日韓関係の推移
アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が8日、ロシア・ウラジオストクで開幕。
その席上で、野田佳彦首相が韓国の李明博(イミョンバク)大統領と握手した。
大統領が8月に竹島(韓国名・独島〈トクト〉)に上陸後、初顔合わせだった。
首相は会議直前、隣席の大統領に笑顔で手をさしのべた。
会議後、記者団に
「目が合った瞬間に自然発生的に握手したが、言葉は交わしていない」
と説明。
両国の外相もAPEC首脳会議の夕食会で意見交換し、
「事態沈静化のため、できる限り冷静に対応しよう」
と確認した。
(ウラジオストク=土佐茂生)
■「悪循環断てないか」
韓国の李明博大統領が、日韓関係に詳しい専門家らを緊急招集し、今後の対日政策について協議していたことが8日わかった。
李大統領は、天皇に謝罪を求めたとされる自らの発言について、真意が伝わっていないと語ったという。
李大統領は5日早朝、大統領府に専門家らを招き、約2時間にわたって日韓関係について議論。
協議参加者らによると、李大統領は
「私の発言がねじ曲げられて日本に伝わっている」
と述べ、強い不快感を示した。
また、
「過去の問題が浮上するたび、日本との関係が悪くなる。
この悪循環を日王(天皇)の韓国訪問で断ち切れないか。
何とか自分の任期中にケリをつけられないか」
という趣旨の説明をしたという。
8月14日の李大統領の天皇への「謝罪要求」は、天皇訪韓に条件を付けたものと日本側では受け止められていた。
しかし、韓国政府関係者は
「まず謝罪ありきのように強調されるが、一気に懸案を解決するには天皇訪韓ほどの大胆な決断が必要ではないか、というのが大統領の本意だ」
と補足した。
野田佳彦首相が謝罪と撤回を求めた「天皇発言」について、李大統領は竹島訪問以上に日本の反発を招いているとの報告を受けた。
李大統領は外交ルートを通じて日本政府側に説明するように指示。
すでに日本政府側に伝わっているという。
さらに、李大統領は専門家との協議で、旧日本軍慰安婦問題に積極的に対処しない日本へのいらだちがあったことが竹島訪問の動機だったと改めて言明。
ただ、慰安婦問題の解決に向けては
「日本は法律や原則に固執しすぎている」
として、市民団体などが求めている、日本政府が法的責任を認めることには必ずしもこだわらない可能性を示唆したという。
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こんなに日本が強硬にでるとは思わなかったのだろう。
李明博は弁明にオロオロしている、といった様子がみられる。
日本がどうこうすることではないので、韓国がどうでるかを待っているだけ。
出方が甘いなら、そのままチキンレースは韓国の希望どうりに進められることになる。
日本は選挙を控え、よほどのことがない限り折れない。
仲介に入ったアメリカの顔が立つようには動くが、それ以上はいかない。
もし、「ハイハイ」と韓国の申し出を受けたら、選挙での大敗につながる可能性がある。
天皇発言というとんでもないことをやってしまったいま、相当のことがないかぎり韓国を受けいることは日本国民にはできない。
いまさら言い訳を聞いてもしかたあるまい。
日本は何もせずに、李明博の退陣まで待てばよいだけ、という消極的対応で十分という計算で動いている。
そして、李明博の退陣までは絶対に同調しないということを肝に命じて置かないと、選挙での足元が緩んでくる。
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朝鮮日報 記事入力 : 2012/09/10 08:47
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/09/10/2012091000463.html
李大統領、天皇謝罪要求発言について釈明
日本メディア報じる
関係者は報道内容を否定も
李明博(イ・ミョンバク)大統領が今月5日、韓国国内の日本関連の専門家たちを大統領府に招き、最近の韓日両国の対立をめぐり
「従軍慰安婦問題は法ではなく対話によって解決する問題だ」
「日本人に対し敬意を持っている」
などと発言した、と読売新聞など日本メディアが9日報じた。
とりわけ朝日新聞は、李大統領がそのとき、先月に天皇の謝罪を求めた発言をめぐり
「私の発言がねじ曲げられて日本に伝わっている。
過去の問題が浮上するたび、日本との関係が悪くなるという悪循環を、天皇の韓国訪問で断ち切れないか、日本の首相が何度も謝罪するよりも、日本で最も尊敬されている天皇が言葉を述べれば、歴史問題が容易に解決するという意味だった」
と語った、と報じた。
この発言は、見方によっては、李大統領や韓国政府の対日政策の基調が一部変更されたものと解釈される余地がある。
これに対し大統領府の関係者は
「懇談会を行ったのは事実だが、対日政策の基調が変更されたことはない」
とくぎを刺した。
同関係者は、李大統領が
「従軍慰安婦問題は、法ではなく対話によって解決する問題だ」
という趣旨の発言をしたとの報道について
「日本政府が解決しようと思えば解決できる問題に対し、いまだ誠意を見せていないことに対する失望をあらわにしたものだ」
と述べた。
従軍慰安婦問題について、日本の法的な責任を問うという意向に変わりはないというわけだ。
今月5日の会合に出席したA教授は、李大統領が
「天皇に対する謝罪要求発言について釈明した」
との朝日新聞の報道に関して
「会合の際、天皇の謝罪についての話はほとんどなく、考えを変えたとか変えないといった話題もなかった。
むしろ李大統領は『(天皇の謝罪を求めた発言の際)記者はいないと思っていた』と語った」
と話した。
問題の発言は、李大統領の普段からの考えを表明したものというわけだ。
一方、李大統領が
「日本人に対し敬意を持っている」
と発言したというNHKの報道について、5日の会議に出席したB教授は
「『敬意』という発言はなかった。
李大統領は『日本の経済力は韓国の4倍だ。
韓国にとって無視できる状況では決してない』と発言した」
と語った。
これは、李大統領が先月13日
「日本の影響力は依然ほどではない」
と発言したことで
「日本をあまりにも軽視しているのではないか」
と評されたことに対し、負担を感じているためではないかとみられる。
今月5日の会合は、韓国メディアの日本特派員を務めた経験がある、大統領府の李東官(イ・ドングァン)元広報担当首席秘書官がセッティングしたものだったことが分かった。
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ケンケンガクガクである。
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サーチナニュース 2012/09/10(月) 12:02
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0910&f=politics_0910_008.shtml
李大統領の天皇発言・竹島訪問の釈明に、韓国では批判の声
李明博(イ・ミョンバク)大統領が5日、大統領府に日本の専門家を招集し、日韓関係に関する懇談会を行った。
自身の竹島訪問や天皇訪韓発言の趣旨や文脈を説明したが、この懇親会が物議を醸している。
複数の韓国メディアが10日、報じた。
韓国メディアは、
「大統領府、日本のマスコミの報道に関連し、ブリーフィング」
「李大統領、こんなことなら“独島訪問・天皇の発言”なぜしたのか」
などと題し、李大統領が韓国内の日本の専門家を青瓦台に招待し、自分の竹島訪問と天皇への謝罪要求発言などについて釈明したと伝えた。
李大統領が非公開で専門家たちと会った事実は、韓国内に知られておらず、日本のマスコミを通じて初めて報道されたことが指摘された。
これを受けて、イ・ミヨン大統領府外信スポークスマンは9日、
「李大統領は、天皇訪韓問題の趣旨と文脈を説明し、発言の真意がわい曲されて、日本のマスコミによって間違って報道された事実を指摘した。
また、竹島訪問については、日本政府が意志さえあれば、慰安婦問題を解決できるにもかかわらず、いまだに誠意ある努力を傾けていないことに対する失望を表したもの」
だと説明した。
韓国内では、日本との外交基調の変化に伴う一貫性の欠如との論議が起こり、一部からは
「李大統領の言動は、外交的問題を考慮しないその場しのぎ」
との批判も見られる。
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jiji.com (2012/09/09-13:04)
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2012090900063
「独島」関連予算大幅増へ=日本の国際司法裁戦略に対抗-韓国
【ソウル時事】
韓国の聯合ニュースは9日、政府関係者の話として、韓国政府が、島根県・竹島(韓国名・独島)の問題をめぐり、来年度の「独島領有権強固化事業」の予算を当初の想定より大幅に増額する方針だと伝えた。
日本が国際司法裁判所に提訴する方針を表明したことなどに対抗するのが狙い。
外交通商省は李明博大統領の竹島上陸以前に概算要求していた23億2000万ウォン(約1億6000万円)より大幅に増額する意向で、政府関係者は
「30億ウォンを超えるのは間違いないが、40億ウォンに達するかは(政府内で)さらに協議しなければならない」
と述べた。
同事業では、古地図や歴史資料の収集、領有権強化のための研究、「独島」について広報するホームページの運営などが行われる
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yomiuri online (2012年9月9日14時15分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120909-OYT1T00429.htm
クリントン長官、韓国大統領に日韓緊張沈静促す
【ウラジオストク(ロシア極東)=門間順平】韓国の李明博(イミョンバク)大統領は9日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議開催中のウラジオストクで、クリントン米国務長官と会談した。
韓国政府関係者によると、クリントン長官は「日韓関係の未来志向的発展」と「日米韓協調体制」の重要性を李大統領に呼びかけた。
竹島問題をめぐる日韓の緊張を念頭に沈静化を促す発言とみられ、李大統領も同調した。
いわゆる従軍慰安婦問題について、具体的な言及はなかった。
クリントン長官はまた、北朝鮮情勢について
「経済改革をうたっているが、実体的な変化とは考えていない」
との認識を示し、
「日米韓が緊密に協調して対応しなければならない。中国の役割も重要」
と述べた。
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日本にとってはこの韓国のミスが北朝鮮を引っ張りだすチャンスになる。
この半年という時間はじっくり交渉するのに十分は時とみてよい。
この期間で懸案の拉致問題にメドがつけられれば、一挙両得という結果が待っている。
李明博の勇み足は日本にとっては願ってもないチャンスを招いてくれた。
この機会を失わないためにも、韓国を無視する方向で動かざるをえない。
もし、これを逃すようなミスを犯したなら選挙での勝利はおぼつかない。
拉致問題は日本国民の統一的なテーマになっていることは覚知の事実といえる。
政治家というのは思いもよらずにフラリとめぐってくる偶然をいかにうまく使えるかという能力が、資質とみなされるということでもある。
【おもしろ韓国】
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