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レコードチャイナ 配信日時:2012年9月3日 15時38分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=64334&type=0
韓国が竹島で軍事訓練、海兵隊による上陸訓練も、
外国船舶の「違法接近」を想定―中国紙
2012年9月2日、韓国メディアによると、韓国軍が竹島(韓国名・独島)で7日から4日間の日程で予定していた定期訓練を予定通り行うことが分かった。3日付で新京報が伝えた。
韓国海軍第一艦隊司令官を指揮官とし、駆逐艦(3200t級)、護衛艦(1800t級)、潜水艇(1200t級)、対潜哨戒機(P-3C)、最新鋭戦闘機(F-15K)、海上警察警備艇(3000t級)などが参加する。
韓国海軍の関係者によると、海兵隊によるヘリコプターでの竹島への上陸訓練も行われる。2010年と2011年は天候不良のため上陸訓練は実施しておらず、今回実施すれば3年ぶりとなる。
訓練は「竹島(独島)に違法接近した外国船舶を退去させる」ことを想定して行われるという。韓国軍は1997年から年に2回、定期訓練を行っている。
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朝鮮日報 記事入力 : 2012/09/04 08:08
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/09/04/2012090400453.html
韓国軍:海兵隊の独島入島訓練、直前に中止
毎年2回行ってきた防衛訓練、日本が中止を要請
中止の背景には韓日関係沈静化の意図が
韓国軍が今月7日から実施するはずだった独島(日本名:竹島)防衛訓練の計画が突然変更されたことが、3日までに分かった。
防衛訓練のうち、当初予定されていた海兵隊による独島入島訓練は行わないという。
1996年に始まった独島防衛訓練で、計画段階から海兵隊の訓練が除外されるのは今回が初めて。
李明博(イ・ミョンバク)大統領の独島訪問や天皇陛下に対する謝罪要求発言などで行き詰まった韓日関係を沈静化させようという、
韓国政府の意向が反映されたという分析がなされている。
これをめぐり玄葉光一郎外相は3日、参議院決算委員会で
「大使レベルも含めて、今あらゆるレベルで、(韓国軍が竹島で行う)訓練の中止を、申し入れをしているというところ」
と答弁した。
先月31日にシン・ガクス駐日韓国大使が東京で佐々江賢一郎外務事務次官と会談し、またソウルで武藤正敏駐韓日本大使が韓国外交通商部(省に相当)の安豪栄(アン・ホヨン)第1次官と非公開で会ったのも、日本側からの独島訓練中止要請と関連があるといわれている。
韓国軍の消息筋は3日
「今回の独島防衛訓練で、海兵隊1個中隊がヘリで独島に入る訓練は行わないという方針が決まった」
と語った。
さらにこの関係者は
「今回の訓練は、独島に外国人が不法上陸することを想定して実施するもので、海洋警察が主導的に動き、韓国軍は海洋警察を支援する方向で(訓練が)進むだろう」
と語った。
年に2回ずつ行っている独島防衛訓練は、仮想敵軍に独島が占領された状況を前提として行われる合同軍事訓練で、外国人の独島接近を防ぐための訓練は、東海地方海洋警察庁の主管で行われてきた。
一方日本は、今月末に釜山南東の公海上で韓国が主管して実施する拡散防止イニシアチブ(PSI)海上阻止訓練に、米国やオーストラリアなど、ほかのPSI参加国と共に予定通り参加するという。
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びっくりしただろうな、日本政府は。
1996年(正しくは1986年だそうである)からというから16年(26年)も続けられたきた竹島上陸作戦が中止されたという。
いつものように、毎年のごとくルーチンワークとして「中止の申し入れ」をしていた日本政府であるが、今回は韓国が強硬に出ているので、
「倍人員で大々的に上陸訓練を実施」
てなことになるだろうと思っていたのが、
なんとなんと16年目にして中止という。
日韓チキンレースはやっとはじまったばかりである。
このレースはまだ少なくとも半年は続く。
日本は韓国が潰れてもしかたがない、とまで腹をくくっている。
なのに、韓国の方が先に折れてきたのか。
まだ半月もやっていないではないか。
なんと韓国のヘッピリ腰よ。
もうちょっと、もちこたえろよ。
そっちが言い出したことではないか。
日本は手を緩めるのか?
おそらく模様眺めになるだろう。
特に、北朝鮮の接触はチキンレースが生んだ朗報である。
一気に拉致問題を解決したいというのが、政府の腹づもりだろう。
ついでに、韓国がでしゃばると面倒になる懸案事項の数々も、韓国抜きで処理してしまおうと思っていることだろう。
少なくとも、
李明博が在任中は韓国相手にせず
を貫き通すのではないか。
日本の影のない韓国の姿
を見てみたいという誘惑に日本政府はかられているのではないだろうか。
それを見てからでも遅くはないと思っているだろう。
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朝鮮日報 記事入力 : 2012/09/05 08:06
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/09/05/2012090500411.html
韓国軍:海兵隊の独島上陸訓練中止、米国の圧力が影響か
予定されていた海兵隊の独島上陸訓練が突然中止に
その背景と疑問点
独島(日本名:竹島)防衛訓練の一環として予定されていた海兵隊による上陸訓練が中止となったことについて、大統領府(青瓦台)の幹部は4日
「李明博(イ・ミョンバク)大統領による独島訪問により、わが国による独島防衛の強い意志は十分に伝わった。
そのため海兵隊が独島で訓練を行っても『過ぎたるはなお及ばざるがごとし』と判断した」
と述べた。
同幹部はさらに
「今年の訓練には世界の注目が集まるため、普段とは意味合いが大きく異なる可能性もある。
これも理由の一つだ」
と述べた。
「韓国領独島」で海兵隊が訓練を行うことに「国際社会からの注目」が集まり、不要な議論を引き起こす恐れがあるため、急きょ中止したというわけだ。
(1).海兵隊の上陸、誰が中止にしたのか
上記の大統領府幹部は4日
「海兵隊による上陸訓練の中止は、金星煥(キム・ソンファン)外交通商部(省に相当)長官主宰で先月30日に大統領府で行われた外交安保政策調整会議で決まった」
「これまでは独島防衛訓練に関心がなく、よく分からなかったが、李大統領による独島訪問(8月10日)以降、メディアの報道を通じて知るようになった」
「(海兵隊による上陸訓練中止は)もっと早くに決めるべきだったが、国会スケジュールの関係上、毎週の定例会議が今回は開かれず、先週になって決まった」
と語った。
しかし大統領府の説明とは異なり、外交通商部、国防部など関連部処(省庁)は、3日午前の時点でも訓練中止の事実を把握していなかった。
本紙が3日に「海兵隊による訓練の中止」について両部に確認を求めたところ、いずれも「そのような話は聞いていない」とコメントした。
外交安保政策調整会議は毎週木曜日に開催され、外交通商部、国防部、統一部、国家情報院のトップと大統領府の外交安保首席が必ず出席することになっている。
(2).日本からの中止要請も影響したのか
日本政府は韓国政府に対し、独島防衛訓練の中止を要請していたが、これが今回の上陸訓練中止に影響した可能性もある。
先月31日にはシン・ガクス駐日大使が東京で佐々江賢一郎外務次官と会い、またソウルでは外交通商部の安豪栄(アン・ホヨン)第1次官が武藤正敏駐韓日本大使に会って両国間の懸案について意見を交換した。
ある外交筋は
「これらの面会はいずれも日本側から求めてきたもので、日本は今回の訓練中止を要請した」
と語った。
これに対して上記の大統領府幹部は
「日本が抗議したから訓練の規模を小さくしたというのは間違っている。
独島防衛訓練を行うかどうか、あるいはどのような訓練をするかはわれわれが決めることだ」
と述べた。
(3).韓日の和解を求める米国の口利きが影響か
訓練中止の背景として、中国をけん制するため韓米日の協力強化を目指す米国の思惑が反映しているという。
米国は韓日両国の対立が深まった先月10日以降、数回にわたり「韓日両国の対立は不都合」とのメッセージを伝えてきた。
米国務省のヌーランド報道官は先月23日
「韓日間の対立は米国にとっては間違いなく不都合」
「この問題(独島領有権)は平和的な協議を通じて解決すべきだ」
と主張した。
韓国政府が海兵隊の上陸訓練中止を決める直前の先月30日、米国務省の幹部は、クリントン国務長官のアジア太平洋地域歴訪をめぐるブリーフィングで
「われわれは(両国に対し)この問題の取り扱いに『自制と落ち着き、政治的手腕』を発揮することを求める」
と述べた。
また、今週末にロシアのウラジオストクで開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議も、今回の訓練中止決定に影響したようだ。
「首脳会議を前に韓日両国の緊張が高まるのは望ましくない」
との判断が作用したという。
日本の玄葉光一郞外相は4日の会見で
「安全保障上、韓日間の協力関係は非常に重要だ」
とした上で
「韓国の次期政権にできる限り影響を及ぼさない方法も考えなければならない」
と述べた。
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朝鮮日報 記事入力 : 2012/09/05 08:05
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/09/05/2012090500409.html
韓国軍:海兵隊の独島入島訓練、86年から毎年実施
4日午後の時点でも、将兵約30人が訓練参加を予想して待機
韓国軍海兵隊は、1986年に独島(日本名:竹島)防衛訓練が始まったときから、毎年欠かさずこの訓練に参加してきた。
海兵隊の「独島上陸訓練」は、独島が敵軍に占領された状況を想定し、海兵隊が独島に潜入するというシナリオを基にして進められる。
個人装備だけを持った海兵隊捜索隊約30人が、CH47チヌーク・ヘリ1機に乗って浦項から独島まで移動した後、島に無事進入するのが目標だ。
この訓練で、海兵隊のヘリが実際に独島に着陸した例は、2000年以降2度あった(01・09年)。毎年ではない理由は、訓練期間中に独島周辺の気象状況が悪化し、途中で訓練計画を修正したケースがあったからだ。
09年に海兵隊員約30人が独島に入ったときも、気象状況の悪化を懸念し、入島からわずか30分で再びヘリに乗り込み、浦項に戻った。
韓国軍の関係者は
「今回の独島での海兵隊の訓練も、通常なら20-30分程度で済ませる予定だった。
気象状況は良好と予想され、上陸後の訓練を拡大する案も用意していたようだ」
と語った。
独島上陸訓練への参加を予定していた海兵隊の将兵約30人は、4日午後の時点でも、訓練に参加すると思って待機していたという。
韓国軍の内外からは、海兵隊の独島訓練が取り消され、海洋警察が主導し韓国軍が支援する方向に計画が変更されたことをめぐり、批判の声が上がっている。
韓国軍の関係者は
「韓国海軍・海兵隊・空軍が参加する合同軍事訓練が、実施数日前になっていきなり変更されるというのは、異例のこと。
韓国の領土内で実施する訓練なのに、日本や米国の顔色をうかがっているのではないか」
と語った。
また、ある予備役将官は
「李明博(イ・ミョンバク)大統領は先月10日に独島を訪問し“独島は命を懸けて守るべき場所なのだから、誇りを持って守ろう”と言ったのに、今回の訓練取り消しで、韓国軍の誇りに傷が付くのではないかと懸念している」
と語った。
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おそらくは李明博自身が取りやめたののだろう。
もし、このままなにもせずにいると、次期大統領は李明博に強硬にあたることになり、監獄生活が厳しいものになる可能性が大きい。
なにしろ、李明博は
日韓関係を最悪の状態にしてしまった張本人
である。
そのような、日韓関係を引き継ぐ次期大統領はたまったものではない。
おそらく怒り心頭にくるだろう。
とすれば、次期大統領は強く李明博にあたることになる。
針のことも棒にして、李明博を締め上げることになるだろう。
そうでもしないと気が収まらないのではなかろうか。
そんな心理を察して、李明博はビビッて、すこしでもいい状況をつくりだそうと懸命になっている、というところではないだろうか。
おそらく、李明博の保身から出ているのだろう。
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朝鮮日報 記事入力 : 2012/09/08 09:12
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/09/08/2012090800390.html
韓国軍:静かに終了した独島防衛訓練
海兵隊の姿はなく、海洋警察が主導
外交通商部、日本大使館による抗議を一蹴
韓国軍は7日、海兵隊による独島(日本名:竹島)入島訓練を除外したまま、独島防衛訓練を実施した。
韓国政府の関係者は
「東海(日本海)で7日から3泊4日の日程で実施される海上機動訓練の一環として、独島防衛訓練を同日午前に数時間にわたり実施した。
独島防衛訓練はきょう終了した」
と語った。
今回の訓練は、外国の民間人が船舶などに乗って独島への不法上陸を試み、海洋警察がこれを阻止・退治、韓国軍が海洋警察を支援するという内容で進められた。
韓国軍の関係者は
「外国軍ではなく、民間人による不法な行動に対する阻止活動のため、海洋警察が主導的役割を果たした。韓国軍が全般的な訓練を計画し、統制するという点に変わりはない」
と語った。
当初計画されていた海兵隊の捜索隊約30人の独島入島訓練は取り消された。
日本政府は先月31日、韓国政府に対し、独島防衛訓練の中止を要請した。
しかし、韓国政府の関係者は
「海兵隊の訓練取り消しは、先月30日に大統領府(青瓦台)の会議で決定された。
日本とは関係ない」
と釈明した。
倉井高志・駐韓日本大使館総括公使は7日午後3時ごろ、外交通商部(省に相当)庁舎を訪れ、独島防衛訓練に対して抗議したが、外交通商部側はこれを一蹴したという。
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普段なら気分高揚で高らかに歌いあげるのに、今回は
「静かに終了した独島防衛訓練」
と、なんとも物悲しい響きである。
あのいつもの姿はどこへいったのだろう。
荒野にポツンとたたずむ、哀れなヒツジでは切なかろう。
【おもしろ韓国】
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