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サーチナニュース 2012/08/24(金) 07:46
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0824&f=business_0824_016.shtml
韓国経済が危険水域かどうか見分ける方法=為替王
Q: 韓国経済が危機に突入したかどうか簡単に見分けることはできますか?
A: ひとつだけ分かりやすい指標を挙げるなら「貿易収支」。
Q: 貿易収支って何ですか?
A: 輸出と輸入の差額のことで、輸出産業でたくさん稼いでいる国は通常、貿易収支が黒字になります。
Q: 韓国の貿易収支を、どう見ればよいのですか?
A: 韓国は近年、輸出が盛んで急速に発展してきましたので、多額の貿易黒字を計上していました。
もし韓国の貿易収支が赤字に転落すると危ない状態と考えられます。
Q: 赤字になったことはあるのですか?
A: 近年で思い出されるのは、2008年のリーマン危機。
世界経済が急速に悪化したため韓国の貿易収支が赤字に転落しました。
当時は、日本が日韓通貨スワップを拡大するなど全面的に支援したため、韓国は危機を乗り越えることができました。
Q: 日韓通貨スワップといえば、昨年(2011年)の秋にも大幅に拡大しましたよね?
A: 当時も、欧州危機などで黒字が急速に減っていました。日本も不況であるにもかかわらず、善意で通貨スワップを拡大して韓国を支援してあげた経緯があります。
Q: 韓国の貿易収支はいつ発表されるのですか?
A: 通常、毎月初旬に発表されます。
Q: どこで発表されますか?
A: 一般の経済ニュースでは韓国の重要度は低いのでほとんど扱われませんが、韓国系メディアを見ていれば必ず出てきます。
Q: 今後の見通しを教えてください。
A: 直近の細かいデータを見ますと、次回発表される韓国の貿易収支は黒字額が大幅に減少して赤字に転落する可能性もあります。
韓国経済にとっては「黄色信号」です。
一時的な赤字ならさほど問題ありませんが、もし翌月以降も赤字が連続するようであれば「赤信号」で、その時は韓国経済に危機が迫りつつあると見てよいでしょう。
(執筆者:為替王)
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サーチナニュース 2012/08/22(水) 09:01
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0822&f=business_0822_027.shtml
韓国に経済制裁すると、日本も困りますか?=為替王
Q: 韓国に経済制裁をすると、日本も困りますか?
A: 全然困りません。
Q: でも、日本にとって、韓国は重要な貿易相手国ですよね?
A: 韓国は、日本からの輸出相手国シェア第3位、日本への輸入相手国シェア第6位です。
Q: それほど上位なら、韓国との関係が悪化すれば、日本にも悪影響がありますよね?
A: 日本の貿易相手国は、中国と米国のシェアがやや突出していますが、それ以外の国とは広く浅く取引していますので、それぞれの国との貿易が日本経済全体に占める割合は微々たるものです。
Q: 実際、韓国との割合はどれくらいなのですか?
A: 日本のGDPにおいて、韓国への輸出が占める割合は1.12%、韓国からの輸入が占める割合は0.68%です。
輸出入を合計しても、日本経済への影響はわずか1.80%
に過ぎません。
Q: えっ、本当にそれだけなんですか?
A: 日本のメディアの影響で韓国との経済的結びつきが強いような印象を受けますが、実際には、個別の国で重要度が高いのは米国や中国であって、韓国などはその程度に過ぎないということです。
Q: 逆に、韓国にとって日本の影響力はどれくらいですか?
A: 韓国のGDPにおいて、日本への輸出が占める割合は3.55%、日本からの輸入が占める割合は6.12%です。
合計して日本との貿易が9.67%も占めます。
Q: 韓国経済にとって日本の貢献度は大きいということですね?
A: 近年、韓国は貿易により経済が急成長しました。
ここ2年で日本からの輸入額は約38%増加、日本への輸出額は約82%も急増しています。
今後もし日韓関係悪化により、
日本との貿易の伸びが鈍化したり減少するようなことがあれば、韓国経済にとっては相当な痛手
になりそうです。
(執筆者:為替王)※上記数値はジェトロ統計より為替王計算
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サーチナニュース 2012/08/20(月) 11:19
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0820&f=business_0820_060.shtml
韓国の経済が危険といわれる理由は何ですか?=為替王
Q: 韓国の経済が危険だとかヤバいとか聞きますが、理由は何ですか?
A: 韓国経済はわかりやすく言うと「外国に頼りきっている」のが特長です。
Q: 具体的に教えてください。
A: ポイントは大きく2つ。
1つ目は、韓国は外国との貿易により経済が成り立っています。
Q: それは日本も同じではありませんか?
A: 専門用語で「貿易依存」というのですが、輸出と輸入を合わせた貿易額が経済全体(GDP)に占める割合は、
アメリカは約25%、
日本は約28%、
近年貿易で急成長を遂げた
中国でさえ約50%です。
それに対して
韓国は100%
に達しています。
(※ジェトロ統計より)
Q: 貿易依存が高いと、どうなんですか?
A: 世界経済が低迷すると悪影響を受けやすいです。
また貿易相手国から制限・制裁が加えられた場合、経済が停滞するリスクが非常に高いです。
Q: 他にも韓国が危ないといわれる理由はあるのですか?
A: ポイントの2つ目は、
韓国は外国からの借金で経済が成り立っています。
Q: 日本だって、借金が多くて問題視されてますよね?
A: 日本の借金の多さもよく話題になりますが、大半は国民から。
すなわち日本国内でおカネを貸し借りしています。
一方、韓国は外国から借金することで経済が回っています。
専門用語で「対外債務」というのですが、
韓国の昨年の対外債務は約4千億ドル(日本円換算で約32兆円)。
これは韓国の国家予算(日本円換算で約22兆円)を大幅に上回る規模です。
Q: 対外債務が多いと、どうなんですか?
A: 韓国経済が失速すれば資金が外国に流出します。
実際、リーマン危機(2008年)や欧州危機(2011年)当時は、韓国から大量に資金流出して、いわゆる「クビが回らない」状態に近づきました。
当時は日本の全面的な支援(日韓通貨スワップ協定など)により韓国は危機を脱して息を吹き返した経緯があります。
Q: 今後の韓国経済の見方を教えてください。
A: 先進諸国と比較して経済構造の脆さは際立っており、
世界経済の低迷が長期化したり、ちょっとした経済ショックが起きれば、韓国経済が危険水域に落ちるリスクは高いです。
今までは、日本の経済的保護の下で発展してきましたが、
日韓関係が悪化して日本からの支援が細れば、韓国経済はかなり不安定な状態になる
ことが想定されます。
(執筆者:為替王)
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【おもしろ韓国】
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