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●2日、中国新聞網は韓国の「幽霊空港」が中国人観光客によって救われたと報じた。江原道の襄陽国際空港は中国人旅行客確保にあの手この手のプランを打ち出している。
日本とチキンレースをはじめてしまったいま、韓国の命脈は中国が握っている。
この不況時、韓国が生き残っていくためには中国への朝貢国になるしかない。
それを見越しての中国諸銀行の進出であろう。
なんとか不況を乗り切ったときには、韓国経済はすっぽりと中国の手の中にある、ということになるだろう。
止む得ないことであろう。
それしか韓国は生きていけない。
この不況で中国と韓国は一蓮托生国家群になってしまった。
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レコードチャイナ 配信日時:2012年10月30日 10時55分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=65946&type=0
5大銀行が韓国進出、高まる人民元建て決済の必要性―中国メディア
2012年10月29日、韓国観光発展局がこのほど発表したデータによると、今年の中国の国慶節(建国記念日、10月1日)連休期間中、韓国を訪れた中国人観光客はのべ12万5000人に達し、過去最高を記録した。
中国人観光客が韓国に「落とした金」は約2700億韓国ウォン(約192億円)に上った。人民日報が伝えた。
今年上半期、韓国のデパートや大手スーパーの売上高は経済低迷の影響により大幅に落ち込んだが、大型免税店の売上高は中国人観光客の大幅増加に後押しされる形で増加し、全体の低迷傾向とは逆に前年同期比30%以上増加して、増加率の記録を更新した。
中国人観光客がビジネスチャンスをもたらしたことを受け、銀聯カードに加盟する韓国の商店が年々増加している。
銀聯カードは現在、韓国の最も多くの現金自動預払機(ATM)で使える国際カードだ。
韓国政府は中国人観光客誘致のため、ビザの発給要件を一層緩和したほか、人民元建て決済を積極的に推進している。
中国人観光客が多く訪れる地域では、商店が政府の後押しを受けて人民元建て決済を取り入れている。
韓国のある有名デパートは今年6月、他社に先駆けて人民元建て決済を取り入れた。
また韓国では、免税商品の人民元建て決済に際しての税還付業務も正式にうち出され、同国最大の仁川空港では今年8月1日から同業務を取り扱うようになった。
これまで中国人は米ドル、日本円、韓国ウォンで還付を受けるしかなかったが、今では人民元で還付を受けることができ、還付金は銀行カードに直接還付されるようになった。
中国人観光客が韓国の商店にチャンスをもたらし、中韓両国の貿易規模が拡大を続けていることが、韓国経済の発展に活力を注入している。
今年は中韓国交樹立20周年にあたり、この20年間に2国間貿易は急速に増加した。
韓国側がまとめた統計によると。
2011年の韓国の対中輸出額は対米輸出額と対欧州連合(EU)輸出額との合計を上回り、韓国の輸出額全体の約24%を占めた。
中国は引き続き韓国にとって1番目の貿易相手国であり、1番目の輸出市場であり、1番目の輸入元国となっている。
中韓貿易の規模が拡大を続けるのにともない、両国間貿易で人民元建て決済の採用を推進しようという声が韓国で高まっている。
韓国貿易協会国際貿易研究院の李鳳傑主席研究員によると、現在、中韓貿易は急速に発展しているが、両国の貿易決済はいまだに米ドルが中心で、双方ともに両替が負担となっており、決済額が米ドルレートの変動の影響を受けるということもある。
中韓両国は金融分野の協力を強化する必要があり、二国間貿易における人民元建て決済の必要性が一層高まってきたという。
現在、中国の5大銀行(中国銀行、中国工商銀行、中国建設銀行、中国農業銀行、中国交通銀行)はいずれも韓国進出を果たしている。
中国銀行ソウル支店の黄徳(ホアン・ダー)総経理(支店長)の説明によると、増加を続ける韓国の対中貿易・投資活動に合わせて、同行はここ数年の間に海外で合意されたプロジェクトに対する資金の提供、海外決済代行、海外での資金の直接貸出といった国境を越えた人民元業務を相次ぎうち出してきた。
今年6月末現在、同支店が輸出入業務で取り扱った人民元の現金は約15億元(約190億円)に上り、韓国で人民元現金の取り扱いが最も多い銀行となった。
また、同支店は韓国の主要商業銀行14行との間で人民元建て決済合意を締結しており、決済金額はこれまでで約2億元(約25億円)に達した。
韓中経済協会の具天書会長によると、中国は韓国にとって最も重要な国であり、中国の発展が韓国にもたらしたチャンスはいたるところにあふれている。
両国は自由貿易協定(FTA)の交渉を進めており、実現すれば双方の発展に新たなチャンスをもたらすことは確実だという。(提供/人民網日本語版・編集/内山)
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朝鮮日報 記事入力 : 2012/11/01 10:43
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/11/01/2012110100947.html
襄陽国際空港、「利用客ゼロ」から奇跡の復活
3年前は9カ月連続で利用客ゼロ、今年は3万人に
江原道の襄陽国際空港はかつて「世界で最も静かな国際空港」(英国BBC放送)と皮肉られたことがある。
2008年11月2日から翌年8月14日までの9カ月間、わずか1便の飛行機も飛ばなかったからだ。
利用客は1人もいないのに職員が待機する状況を見たメディアから「幽霊空港」と皮肉られたのだ。
経済性を度外視して地方の政治論理だけで建設された、まさに典型的な財政浪費のケースとして名指しされたこともある。
その襄陽国際空港が、2012年10月30日には出入国手続きを待つ224人の中国人観光客で混雑していた。
空港内の各所から中国語で騒がしい声が聞こえてくると、
ここは中国の空港かとつい思ってしまうほどだ。
この空港は今年10月までに2万3300人が利用しており、年末までに3万2000人にまで伸びる見通しだ。
閉鎖直前だった空港の復活には、中国人観光客の増加という好材料があったのはもちろんだが、これを積極的に取り込んだ地方自治体の努力も大きかった。
江原道の資料によると、江原道を訪れた中国人観光客は2008年には13万4000人を少し上回る程度だったが、11年には25万3000人へと89%増加。
さらに今年は年末までに36万人に達する見通しだ。
江原道は中国人観光客の増加を見込んで襄陽国際空港を活用する戦略を立てた。
崔文洵(チェ・ムンスン)江原道知事も今年6月に中国の北京とハルビンを訪問し、現地の観光説明会に参加するなど、自ら観光客誘致に積極的に乗り出した。
また中国の旅行会社には観光客1人当たり1万ウォン(約720円)のリベートを支払い、貸し切りの飛行機が飛ぶ場合は1便に200万―400万ウォン(約15万―29万円)の運行奨励金を支払うという破格の条件を提示した。
また襄陽国際空港では職員に中国語の教育を施し、空港の各所に五星紅旗(中国の国旗)を掲げるなど、中国人観光客のためのサービスにも積極的に乗り出した。
また国際線誘致の条件となる国内線運行状況を改善するため、エアタクシー(18人乗りの小型飛行機)を導入して損失補填(ほてん)金を支援した。
江原道の関係者は
「さまざまな形で支援金を出したとしても、中国人観光客による地域経済活性化の効果の方が大きいため、江原道全体では利益になっている」
と述べた。
襄陽国際空港のユン・チョルファン支社長は
「中国人観光客の増加で、今年は空港内にあるわずか約15坪(約50.28平方メートルの免税店の売り上げが7億ウォン(約5100万円)に達する見通しだ。
来年1月には知的障害者のスポーツ大会『平昌冬季スペシャルオリンピックス』が開催されるため、その時期には他の国からも多くの関係者がやって来るだろう。
空港はさらに人でにぎわうはずだ」
と述べた。
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レコードチャイナ 配信日時:2012年11月5日 7時45分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=66104&type=0
補助金大盤振る舞いで中国人旅行客を誘致、「幽霊空港」の汚名返上へ―韓国
2012年11月2日、中国新聞網は韓国の「幽霊空港」が中国人観光客によって救われたと報じた。
韓国・江原道の襄陽国際空港。
利用客が伸びず、09年には「幽霊空港」とまで言われてしまった。
しかし、今、同空港は中国人旅行客誘致の重要な拠点となっている。
今年1月にはハルビン路線がオープン。
6月には大連線がオープンした。
来月にはフフホト路線、ウルムチ路線も開通する予定だ。
09年の利用客はわずか3066人だったが、今年は3万2000人に達する見通し。
中国路線の開拓は江原道政府の積極的な支援によるもの。
航空便には1便あたり200~400万ウォン(約14万7000~25万4000円)の運航補助金が支払われる。
また中国の旅行社には旅行客1人当たり1万ウォン(約700円)の補助金が支払われる。
これだけの補助金を支払っても中国人旅行客が落とす金でペイするとの算段だ。
襄陽空港再生策はこれだけではない。
同空港から韓国各地を結ぶ小型飛行機を空中タクシーとして運航。
韓国への入り口として襄陽空港を活用してもらう狙いだという。
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【おもしろ韓国】
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