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朝鮮日報 記事入力 : 2012/10/17 14:20
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/10/17/2012101701544.html
韓国の小中学生、読書量が史上最低に
「1学期に1冊も読まない」16%
夜遅くまで塾に通い、ゲーム、チャットなどでストレス解消
ソウル市東大門区に住む中学3年生のキム君(15)は、中学生になってから「1年に本を30冊読む」という計画を立てた。
「本をたくさん読むと修能(大学修学能力検定試験、日本のセンター試験に相当)の言語・社会探求分野の勉強を特別にしなくてもよいという話を聞いたからだ。
しかしキム君は、1カ月に1冊もまともに読めずにいる。
キム君の1日のスケジュールには、読書の時間はない。
午前7時に起きて登校し、午後4時過ぎに学校が終わると、すぐに塾に行く。
帰宅すると12時を過ぎる。
勉強でストレスがたまったときは、帰宅後30分ほどオンラインゲームをしてから寝る。
学校で休み時間に本を読もうとしたが、そのたびに友達から
「あいつ、一人で本を読んでつまらないやつだな」
と言われた。
キム君はいじめられるかもしれないと思い、学校での読書をあきらめた。
週末はテレビを見たり、ゲームをしたりする。
キム君は
「学習漫画以外の本は最近全然読んでおらず、字ばかりの本を読むのは難しい。
最近はときどき、よく似た単語のつづりの違いも分からなくなるときがある」
と話した。
キム君のように本を読まない児童・生徒が年々増加している。
財団法人韓国出版研究所が昨年、全国の小中高校生3001人を対象に読書の実態を調査した結果
「1学期に本を1冊以上読んだ」という児童・生徒は83.8%だった。
10人中2人は全く本を読んでいないということになる。
これは調査を開始した1993年以降最低の水準だ。
しかし、この数値さえも実際より誇張されている可能性が大きい、と専門家たちは話す。
児童・生徒の読書量は統計に表れるよりも大幅に少ないとみられる。
教科書や入試関連書籍以外に教養書などを1年に1冊も読まない児童・生徒がざらだという。
ある出版社の関係者は
「児童・生徒対象のアンケート調査では、本を読んでいないのに読んだと回答する児童・生徒が非常に多い。
本を読まない児童・生徒の数は、実際にはかなり深刻なレベルになっている」
と話した。
このような現象は小学生よりも中学生、中学生よりも高校生が深刻だ。
中2の女子生徒の保護者Kさんは
「うちの娘の読書の習慣が変化した分水嶺(れい)は『スマートフォン(多機能携帯電話端末)』だ」
と話した。
小6の終わりにスマートフォンを買い与えたら、本を読む時間が次第に減少したという。
さらに高校生は、大学入試に関する本以外ほとんど読まないという。
このような状況のため、(読書関連の)塾も盛んだ。
中1、高2の子どもを持つイさん(京畿道城南市)は、子どもたちを「読書教室」に通わせている。
1カ月に4回の授業で2冊の本を読んで、授業料は12万5000ウォン(約8900円)だ。
イさんは
「子どもたちが自分から本を全然読まないので、1カ月に2冊でも読ませなければと思い、塾に通わせている」
と話した。
韓国出版研究所のペク・ウォングン責任研究員は
「大人たちが地下鉄でスマートフォンのゲームをしている中、子どもたちだけに本を読むように言っても聞き入れるだろうか。
親や教師が読書をする姿を見せ、幼いころから子どもたちに本をたくさん読んでやることで、自然に読書の習慣が身に付くようになる」
と話した。
米国は大人の間で読書文化が定着しており、自然と子どもの読書に対する親の関心も高い。
幼いころから「子どもへの読み聞かせ」や「子どもと共に図書館に行くこと」が習慣のようになっているケースが多い。
ヒラリー・クリントン国務長官が、夫のビル・クリントン元大統領の在任期間に「子どもを膝に座らせて本を読み聞かせる運動」を大々的に繰り広げたこともあった。
韓国教育開発院のキム・スンナム所長は
「米国の学校の授業では、一般の本を読み、その内容について討論し、再びそれについて作文する、というように行われるため、別途読書を強要しなくても自然に読書や作文、スピーチ教育が成り立っている。
韓国の学校教育もそのような方向に進めるべきだ」
と話した。
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他方、日本ではどうだろうか。
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朝鮮日報 記事入力 : 2012/11/02 08:09
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/11/02/2012110200421.html
日本で図書館利用者が増加、高齢化や不況が影響か
1人平均の貸出数、過去最高の5.4冊
インターネットやスマートフォン(多機能携帯電話端末)が紙の本に取って代わる時代と言われるが、日本では図書館の利用が増え続けている。
日本の文部科学省が1日に発表した社会教育調査の中間報告によると、2010年度に公共図書館が貸し出した本は国民1人当たり5.4冊と、過去最高を記録した。
1970年代には、1人当たりの貸出冊数は年間1.0冊にとどまっていた。
10年度の貸出数は延べ6億6000万冊、本を借りた人は延べ1億8000万人だった。
特に、小学生への貸出数は1人当たり26.0冊で、3年前の18.8冊に比べ大幅に増えた。
図書館利用者数の増加は、高齢化に伴う高齢者数の増加と関連があるとみられている。
文部科学省は
「団塊の世代の退職が本格化し、空いた時間に図書館で本を読んで過ごす人が増えたのではないか」
と分析している。
実際に、東京・千代田区の図書館は平日も多くの高齢者が訪れ、空席がほとんどないほど混雑している。
図書館の利用増は不況の産物だとする見方もある。
長期的な景気低迷に伴う所得の低下で、本の買い控えが進んでいるというわけだ。
日本の出版市場は1996年をピークに縮小しており、廃業・閉店する出版社や書店の数も増え続けている。
その一方で、「ブックオフ」などの古本販売店は好調を続けている。
図書館数の増加やさまざまなサービスが利用者を増やしたとの分析もある。
日本の図書館数(学校の図書室を除く)は90年の2172館から昨年には3274館に増えた。
財政悪化や高齢化による人口減少、少子化で学校など公共施設の閉鎖が続いている中でも、図書館だけは増えている。
図書館側も利用者を増やすため、閉館時間を遅らせるなどサービスの向上に力を入れてきた。
日本経済新聞によると、東京の新宿区立大久保図書館は仕事帰りの会社員にも利用してもらうため、10年度から平日の閉館時間を午後7時から午後9時45分に延長した。
その結果、同年度の貸出数は3年前に比べ9.2%増えたという。
このほか、図書館に置いていない本を別の図書館から取り寄せるサービスなども行われている。
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まるで反対の状況のようである。
【おもしろ韓国】
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