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朝鮮日報 記事入力 : 2012/08/28 08:10
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/08/28/2012082800480.html
韓国の信用格付け、日本と同格に
大手格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスは27日、韓国国債の格付けを「A1」から「Aa3」に1段階引き上げたと発表した。
新たな格付けは21段階のうち上から4番目に当たり、
ムーディーズの韓国国債に対する格付けとしては過去最高で、
日本や中国などと同格となる。
今回の格上げは、日本が通貨スワップの縮小など韓国に対する経済制裁を検討する時期に
ムーディーズが韓国の対外債務償還能力に問題がないとの認識を示した格好となる。
また、韓国の政府と企業が外貨を調達する際の金利が低下し、金利負担が年間4億ドル(約315億円)軽減される見通しだ。
ムーディーズは格上げの理由として、韓国が経済協力開発機構(OECD)の加盟国のうち国民総生産(GDP)に占める国家債務の割合が最も低い国の一つである点に加え、政府の財政もバランスが取れている点を挙げた。
また、北朝鮮の政権交代で、突然の体制崩壊に対する懸念も後退したと指摘した。
韓国企画財政部(省に相当)の殷成洙(ウン・ソンス)国際金融政策局長は
「韓国経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)が経済の先進国に飛躍したという国際的評価を受けたことになる」
と述べた。
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朝鮮日報 記事入力 : 2012/08/28 08:17
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/08/28/2012082800502.html
少ない政府債務とバランス財政、韓国格上げの背景
ムーディーズによる格付け引き上げは、
不動産市況や内需の低迷に苦しむ韓国経済には明るいニュースだ。
信用格付けの上昇は韓国経済の対外的な信頼を高め、民間企業が海外から資金を借り入れる際の金利負担が軽減される。
ムーディーズは格上げの理由として、韓国が経済協力開発機構(OECD)加盟国のうち国内総生産(GDP)と比較した国家債務が少ない上、政府財政もバランスが取れており、健全との点を挙げた。
また、北朝鮮が中国との国境地帯に経済特区を3カ所設け、中国との経済交流を拡大するなど、政権交代に伴う突然の体制崩壊懸念が後退した点も理由に数えた。
3大格付け会社のうち、フィッチ・レーティングスとスタンダード&プアーズ(S&P)は、それぞれ韓国の格付けを「Aプラス」「A」としており、通貨危機直前の格付けに比べ1-2段階低い。韓国政府は、今回のムーディーズによる格上げがほかの格付け会社による格付け評価にもプラスの影響を与えると期待している。
しかし、欧州財政危機など世界的な景気低迷は、外国への依存度が高い韓国経済を締め付けている。
家計債務、不動産市況の低迷など山積する懸案も多いため「シャンパンを開けるのは早い」という専門家の声も聞かれる。
一般に信用格付けが上昇すれば、
国家のデフォルト(債務不履行)リスクの指標となるクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)の加算金利(プレミアム)が0.1-0.15%下落する。
韓国の外貨建て債権が2700億ドル(約21兆2500億円)
あることからみて、金利負担が年間で2億7000万-4億ドル(約212億-315億円)軽減されることになる。
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)のキム・イングン常務は
「最近国債など韓国の債券に対する人気が高まり、購入しにくい状況だ。
韓国債に対する需要が増え、さらに低い金利で起債できる環境が整う可能性がある」
と分析した。
一方で警戒論もある。高麗大のオ・ジョングン教授(経済学)は
「ムーディーズによる今回の格上げは、政府の豊富な外貨流動性によるところが大きい。
政府が信用格付けの上昇ばかり注目すると、ほかの問題が見えにくくなるリスクがある」
と述べた。
韓国経済の潜在的リスクである家計債務、政府系企業の債務には、国際通貨基金(IMF)など国際機関が依然として注目している。
ムーディーズも今回の格上げ発表で、家計債務と政府系企業の債務が政府債務に転嫁される可能性を今後の格付け見直しの主な要素として挙げた。
米国が2008年の世界的な金融危機以降、景気低迷にもかかわらず、現在も米国債が最上級の「トリプルA」の格付けを維持していることから、市場では格付け会社の基準が
「どの国の経済の成績が良いか」
ではなく
「どの国が最も持ちこたえているか」
に変わったのではないかとの指摘もある。
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韓国が頑張っている。
「韓国の外貨建て債権が2700億ドル(約21兆2500億円)」
あっても「Aa3」とはすごい。
日本に当てはめて言うと、
「海外から国家予算と同じ額の100兆円借金」
しているのに「Aa3」ということになる。
日本が経済支援をどうこうしなくてもよく、一人でやっていけるということである。
日本は心配せず、自由に打つ手を実行していけばいい、ことになる。
「
市場では格付け会社の基準が 「どの国の経済の成績が良いか」ではなく
「どの国が最も持ちこたえているか」に変わったのではないかとの指摘もある。
」
なら、日本は韓国を対等とみなし、天皇発言に対する制裁を加えることができるようになった、
韓国の新聞が言うように「チキンレース」もできるだろう。
これで気にやむこともなく、制裁処置を発動できる。
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サーチナニュース 2012/08/28(火) 14:54
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0828&f=politics_0828_027.shtml
竹島問題後に信用度を上げた韓国、日本との差を縮める=中国
島根県の竹島(韓国名:独島)の領有権をめぐり、日本と韓国で摩擦が激化している。
日本は韓国に経済、金融の両面で圧力をかけているが、韓国の信用度は逆に高まっている。
中国国際放送局が報じた。
韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領が竹島を訪問した10日、債務不履行のリスクを保証する金融商品であるクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)は、韓国が108、日本が82でその差は26ポイントだった。
しかし、23日には韓国が102、日本が80で差は22ポイントに縮まっている。
CDSとは国外の証券市場でもっとも取引が盛んなクレジットデリバティブの1つで、CDSの値は債務不履行の可能性を示すため、値が高いほど危険性が高い。
韓国国内銀行の外貨資金調達情況も改善が見られる。
中長期の外貨借入借換率は2010年が118.1%、2011年が150.8%だったが、7月は6月よりも91.1ポイント増加して168.1%だった。
韓国資本市場研究院は
「国家の信用度が改善し、外貨借款率の向上が見られる」
と説明した。
また、米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは27日、韓国の国債格付けを「A1」から「Aa3」に1段階引き上げ、格付け見通しも「安定的」とすることを明らかにした。
日本と中国に並ぶ同格付け水準は韓国にとって過去最高だ。
韓国の金融専門家は
「日本による圧力にいちいち反応する必要はない。
世界経済が落ち込んでいるなかでも韓国経済は基本的に安定しており、日本の圧力に敏感に反応すればかえってマイナスの影響を与える」
と分析した。
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【おもしろ韓国】
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